M&Aでの戦略的ファンド活用アドバイス
M&A戦略におけるファンド活用
資本主義経済の歴史の中で、企業金融の形は大きく変遷してきています。
最近では、グローバルに、銀行からファンドへのシフトが加速しており、特にM&A戦略においてはファンドの活用を検討すべきです。
一言で「ファンド」といっても様々なタイプのファンドがあり、投資方針や得意分野が異なるため、活用には専門的な知識・ノウハウが必要です。
国家戦略ファンドとM&A
DX(デジタル・トランスフォーメーション)や事業モデルの革新(イノベーション)を狙った戦略M&Aでは国家戦略ファンド(官民ファンド)の活用も有効な手段となりえます。
危機対応(コロナ不況対応)では、単純な資本の補充だけではなくアフターコロナ経済に合わせた経営戦略・ビジネスモデルの変革を伴うM&Aが必要です。その方向に沿った国家戦略ファンドの活用とM&Aを検討すべきです。
ファンド活用における山一證券の役割
特定のグループに属するアドバイザーの仲介やファンドとの直接交渉になると、企業のニーズを無視したファンドの活用、条件、スキームになるケースがあります。
また、戦略修正に伴うファンド活用方法の変更も柔軟性を欠くことになりかねません。ある程度案件が進んでからの方針変更の場合、直接交渉では気を使い、結局ファンドに押し切られるというケースも多々みられます。
山一證券では、過去のM&Aの実績の中でファンドに関する多くの知識・ノウハウを有すとともに、多くのファンドのトップマネジメントと深い関係を築いています。また、特定の資本系列に属さない完全独立系のため、クライアントにとって最善の方法を提案し、M&Aを推進することが可能です。